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DTM 初心者
DTMの専門用語は、とても難解・・・。
DTM初心者の方は、DTMの使い方だけでなく、用語さえちんぷんかんぷんでわけがわからないと感じている方が多いと思います。
大丈夫です。中級者になっても用語はあまり覚えていないという人も大勢います。
そのうち自然に覚えていくでしょう。
DTMを利用する初心者の方に、まずはっきりさせておいて欲しいことがあります。
あなたは、何がしたくてDTMに興味を持ちましたか?
この問いを投げかけると、逆に「DTMを使うと、何ができるようになるのですか。」と聞かれることがあります。
それは・・・、本当にたくさんのことなのです。
DTMが使えるようになると、グーンっと音楽の幅が広がります。
逆に言うと、なんでもできてしまう分、何がしたいのかを明確にしておく必要があるということです。
つまり、DTM初心者は、まず最初に、「DTMを通してどんなふうに音楽と関わっていくか」を決めることでDTMの何を学んでいったらよいのかがわかるということですね。
では、シンガーとしての実力をあげることを目的にDTMを利用したいという場合の例を挙げてみます。
まず、自分の歌をパソコンに録音することができます。
そして、それを聴くことができるので、客観的に自分を評価しやすくなりますね。
また、楽器が弾けない方でも簡単に作曲できるので、自分の歌を作る、つまり作詞作曲することができます。
まずは、何のためにDTMを使いたいのかという目的をはっきりさせることが第一歩です。
DTMミキサーとは
ミキサーというと、調理に使うミキサーと思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
DTMミキサーは、音楽用のものですが調理用のミキサーと考え方は同じです。
どちらも、「混ぜるための機械」なのですから。
DTMミキサーを、一言で言うと「音をミックスする機材」です。
ミキサーは、複数のオーディオ・ソースを使用したい時に大変便利で、パソコンでの作曲や音楽機材の最も基本と呼ぶ人がいるくらい大事なものです。
ミキサーは、入力された複数の音をミックスして、一つの音として出力することができます。
一つの音にすると言っても、入力された音のまま出力するだけではなく、バランスを考えながら、それぞれの音を調節して出力するということができるのです。
入力する一つ一つの部分は、チャンネルと呼ばれ、それぞれのチャンネルをまとめたものはマスターチャンネルと呼ばれます。
ちなみに、ミキサーの使い方については、動画で学べるサイトや、図解入りで用途別に詳しく説明してくれているサイトが存在します。
無料のものもありますので、使い方がよくわからない方は、一度インターネットを使って調べてみることも一つの方法です。
値段は、本当にピンからキリまでさまざまで、1万円を切るものもあれば、数十万にのぼるものもあります。
ちなみに、パソコンを使ってレコーディングする場合には、ミキサーを必要としないこともあるようです。
DTMフリーソフト 実例
フリーソフトを探す時、「DTM magazine」がとても役立ちます。
DTM初心者向けの情報がたくさん載っている雑誌で、特に、2008年9月号は、「音楽フリーソフトBEST50」というタイトルそのままに、フリーソフトに関してまとまった情報が掲載されているのでかなりおすすめです。
フリーソフトは、その名の通り、誰でも使える無料のものですので、はじめはよくわからなくても、「習うより慣れろ」を実践して、まずはダウンロードして使ってみるという方が自分にとって必要なものを見極める力が付くのも早いでしょう。
ソフトとの相性というのもあるので、もし合わないな、よくわからないなと感じたら、別のソフトを試してみましょう。
いくつかフリーソフトの実例をあげてみます。
ドラッグ&ドロップするだけで簡単に曲が作れるのが「ACID Xpress」で、これはループシーケンス系DAW、ACIDのフリーウェア版です。
また、DAWの基本性能をおさえた、「Music Studio Producer」、公式サイトで真のソフトウェアスタジオと呼ばれている「Jeskola Buzz」、オーディオの録音もこなせるのは、「 Music Studio Producer 」というフリーソフトです。
それから、ロール画面と呼ばれる音符の長さを棒で表した編集画面から曲を編集できるのが「Domino」。
ネットで検索するとヒットすると思いますので、まずはお試しで使ってみてください。